今回は観葉植物として人気のある、葉脈がキラキラでまるで宝石のように魅力的なジュエルオーキッドを紹介していきたいと思います。
・観葉植物のある暮らしに興味がある人
・どんな観葉植物がいいか迷っている人
・ジュエルオーキッドを知らない人
実際に育てている視点からジュエルオーキッドの魅力を紹介できたらと思っています。
【観葉植物の宝石】初心者でも育てやすいジュエルオーキッドの魅力や育て方
まずはジュエルオーキッドの特徴や魅力を簡単に紹介していきたいと思います。
ジュエルオーキッドの特徴や魅力
ジュエルオーキッドは南アジアから東南アジアなどを原産とするラン科の多年草で、ランというと美しい花を想像しがちですが花がメインではない観葉植物になります。
しかしながら葉はビロード状で美しく艶があり、葉脈模様がラメのようにキラキラ光るところから日本では「宝石蘭」や「森の宝石」とも呼ばれ親しまれています。
成長期でもゆっくりとした成長をする植物で、小型で場所を取らないので小さなスペースや器などで育てることができるのでお部屋で育てるのに最適な観葉植物になります。
育てるのが比較的簡単な植物で、初心者の人でも簡単に育てることから観葉植物入門の方にもおすすめです。
ジュエルオーキッドの基本情報
学名:Jewel orchid
科名:ラン科
属名:マコデスペトラなど
原産地:東南アジア
園芸用を取り扱うお店などでは、ジュエルオーキッドの呼び名として属名のマコデスペトラを引用して、マコデスペトラ・ジュエルオーキッドやマコデス・ジュエルオーキッドなどとも呼ばれています。
写真では少し伝わり辛いのがなんとも残念なのですが、葉の葉脈部分がキラキラとラメのように光っていてとても美しいです。
ジュエルオーキッドの育て方
ここからは実際に育てているジュエルちゃん(ジュエルオーキッド)と共にわかりやすく育て方を紹介していきたいと思います。
環境
ジュエルオーキッドは東南アジアの熱帯雨林の環境に適した植物なので、高温多湿の適度に明るい環境を好みます。
暖かい環境には適応している植物ですが、強い日差しを受けると葉焼けしてしまう可能性があるので直射日光の当たらない場所で育てるようにしましょう。
土壌と器
ジュエルオーキッドの土壌には通常の培養土でも構いませんが、水はけの良い水苔で育てるのが良いとされています。
育てる時の器ですが、水はけを考えられた器であれば何でも良いとされています。
ジュエルオーキッドは葉がメインの植物なので、葉が映えるようなシンプルな色合いの器がおすすめです。
株の大きさより少し大きめなサイズの器の方が伸び伸び育ってくれると思い、少しだけ大きめな器にしています。
水やり
ジュエルオーキッドは多湿の環境を好みますが水のやり過ぎには注意が必要です。受け皿に水がたまるぐらい水を上げてしまうと根腐れを起こしてしまう可能性があります。
水やりは土壌の水苔が乾燥してきたら水をやりましょう
夏場は乾燥しないようにしっかりと水をやって、冬場は水苔の表面がカサカサに乾いてから水をやるようにします。
程よく湿度を保つための水やり方法として、霧吹きを利用するのがおすすめです。
霧吹きで葉や株元に適度に水を吹きかけてあげると緑が濃くなり、ジュエルオーキッドの好む程よい湿度の環境を作りやすいです。
ジュエルオーキッドの花
ジュエルオーキッドは葉がメインとされていますが蘭の一種なので花が咲きます。
節のある茎が20センチほど伸びそこに小さく白い花が咲きます。
花を咲かせてしまうと株の体力を消耗してしまうので開花する前に切ってしまう方が良いと言われています。
ジュエルオーキッドの花言葉
独特な模様を持ち宝石のように輝く葉脈が魅力的なジュエルオーキッドの花言葉は「優雅」「日々平和」「美しい淑女」などの言葉が使われています。
キラキラと光る葉脈とビロードのような美しい姿から「優雅」「日々平和」そして「美しい淑女」という花言葉がつけられたのでしょう。
初心者でも育てやすいジュエルオーキッドの魅力や育て方まとめ
最後にジュエルオーキッドを観葉植物として育てる際のコツをまとめてみました。
・土壌は土ではなく水苔で育てましょう。
・暖かい環境を好みますが直射日光を嫌います。年間を通じて室内で育てましょう。
・湿度のある環境を好みますが水のやり過ぎには禁物です。水苔が乾燥してきたら水を上げましょう。
・乾燥に弱いのでこまめな霧吹きとエアコンなどの風が直接当たらない場所に置きましょう。
・会話をしながら育ててあげると元気に育ちます。(願望)
皆さんも緑の宝石、ジュエルちゃん(ジュエルオーキッド)と共に緑のある暮らしを楽しんでみてはいかがでしょうか。
よかったら参考にしてみてください。